昨年末頃、「THA BLUE HERB」をはじめて聴いた。
存在は以前から知っていたのだけれど、もともとHIP HOPは馴染みが無いし、皆が口々に「TBHはカッコいい」、「TBHはヤバイ」と言うものだから、もし聴いて「ヤバイ」と思えなかったら~という怖さもあった。
仕事でも色々とお世話になっている僕のHIP HOPの師匠に1stと3rdを借り、「You Tube」を毎晩漁る。タワレコでDVDを買う。
「ヤバかった」ということです。
3月の「OLEDICKFOGGY」との2マン、6月の「SLANG」、「BRAHMAN」との3マンは観ることができたけれど、20周年の節目の年に行う東京日比谷野外大音楽堂で行うワンマンはさすがに行けなかった。
しかし、もしかしたらあるかな~?と期待していた地元札幌での凱旋ワンマンの開催が発表され、発売日に仕事着のままローソンに走り、見事入手。11月、僕のHIP HOP師匠も誘ってPRECIOUS HALLへ。
3時間近いライブはとにかく凄かった。観ている人によって、グッと来る場所は様々。師匠も横で唸っていた。嬉しいことに、後日更新されたTBHのHPの今月のトップページに僕の姿が写っていた。
「ウォーリーをさがせ!」並みに小さく。でも嬉しかった。この場に居合わせることが出来た良い記念になった。しかも、HayachiNさんの写真だし。
20周年といえば、僕が大好きなバンド「BAZRA」も今年が20周年。高校を卒業した年から20年間、鉄平君はギターを弾き、唄ってきた。
今年は久々にニューアルバムをリリース。ライジングサンにも数年ぶりに出演を果たした。そして11月、地元札幌でのワンマン。僕はカメラとビデオを持って参加させてもらえることになった。
撮影に必死で、あっという間のワンマンライブだったけれど、お客さんの笑顔が印象的なライブだった。
これまでもBAZRAにはたくさん救われてきたけれど、これからの10年、20年?も楽しみになった。そんなライブっだったように思える。
BAZRAが頑張っている限り、僕も何歳になってもライブハウスに行くだろうし、彼らをもっともっと格好良く撮れるように頑張らなくては。ライブを観る楽しみと、撮る楽しみ。BAZRAの20周年は僕にとってもとても大きな出来事だった。
撮ってきた写真を見返していて、そういえば「コントラストと明るさをイジッたら、バビッっとなる」と教えてもらったのを思い出し、やってみると確かに見栄えが良くなる。でも、どこまでやってもいいものなのか、よくわからない。
なんとなくこわいのでやっぱりやめておいた。とにかく今は、もっと現場で頑張ってみる方が正解なんじゃないかと思った。まだまだ基本が全然わかっていないし。
ブログ記事を書いていたら、段々来年が楽しみになってきました。